いよいよ「新宿ミラノ座より愛をこめて~LAST SHOW~」の事を書かせて貰います。
実は、12月20日~31日まで、自宅でも「新宿ミラノ座より愛をこめて~LAST SHOW~」と題して、ミラノ座で見た映画などをDVDなどで見ていました。
「スラップショット」(この作品に関してはまたブログで書きます)「ガントレット」「ミクロの決死圏」「ダーティハリー3」「ジョーズ」「黄金のランデブー」「1941」などミラノ座で見た気で見ていた。
で、LAST SHOWの初参戦が「戦場のメリークリスマス」「荒野の7人」は最終日にとっとく事にするのがこれが後々で問題なるのが・・・・
正直「戦場のメリークリスマス」上映された当初も、あまり面白くなく、どれだけ今見たら理解できるかと思っていたけど、当時の想いそのまま(笑い)
しかし、フィルム上映だったので、フィルム独特の傷の音や雨を体験できたのは、良かったかな。とにかく初日は「戦場のメリークリスマス」だけ見て帰った。
そして次の21日の日曜日は、朝から夜までミラノ座にいて「マトリックス」「新世紀エヴァンゲリオン」「エグゼクティブ・デシジョン」を見た。
「マトリックス」に関しては、劇場で見たのが渋谷パンテオンで、俺的には、あまり好きじゃない作品。
「新世紀エヴァンゲリオン」は、俺的には少々ヘビーな作品で、この作品で、「エヴァ」のファンから新宿ミラノ座がある意味聖地とされているみたいで、その事は知らなかったな・・・・
出来れば、「新劇場版」の最後の作品までミラノ座の営業を何とか持ちこたえて、「エヴァ」シリーズ全作品上映した劇場として欲しかったかな(笑い)
「エグゼクティブ・デシジョン」は当時ビデオで見て、好きな作品だったので、スクリーンで見れる味わい深さに感謝ですね。
「エグゼクティブ・デシジョン」は、あの大きなスクリーンで見たら更に好きになったよ。
で、今回「アラビアのロレンス(完全版)」はパス!「アラビアのロレンス」はリバイバルで新宿ミラノ座で見て感動しているんだけど、この完全版と言うやつ、以前新宿の高島屋に有った映画館で見直しているのだが、完全版は理解に苦しむ・・・
BSで放映された時も、見直しているのだが、はやり好きにはなれず・・・・オリジナル版の感動そのものを大切にしたく、完全版は俺の中で封印・・・
出来れば、オリジナル版で何処かで上映して欲しいな・・・・
で、角川作品「時をかける少女」「探偵物語」を見る。「時をかける少女」は、当時の新宿東急で見ているのだが、理解に少々苦しんだのと、原田知世の魅力が、当時も今も分からない・・・・
で、リメイクもあると言う事から今回見直してみる絶好のチャンスだったが・・・当時と感想は同じかな・・・意外にこの「時をかける少女」は、凄いお客の入りでした。
「探偵物語」も同じで、薬師丸ピロ子ちゃんの魅力が分からずだったが、しかし、ミラノ座で松田優作さんと再会出来る事はなんとも贅沢な事。
ミラノ座と松田優作さんってあまり縁が深くなく、確か「それから」位しか覚えていないかな・・・新宿東急は、「ア・ホーマンス」を見たかな、舞台挨拶では、内田裕也さんが、不意打ちに花を持って舞台の下から駆け付けた思い出がある。
「セーラー服と機関銃」は、1年位前にBSで見直していたので・・・・・
次が「銀河鉄道999」シリーズ、この作品は、高校の友人も来ていて、席だけ確保したあげた、また、この作品を見て忘れていた事を思い出したのが、当時「銀河鉄道999」が中学一年生の時に上映して、公開から10日間位か、渋谷東急文化会館で東急レックスの客整理のアルバイトのような事をやった覚えが蘇ってきた。
確か、朝の6時までに、渋谷に行って、早くから並ぶお客の整理を担当、並んでいる数によっては、東急名画座で朝一番の特別回に誘導するお仕事をしていた。
この時、なぜ、東急レックスと渋谷パンテオンの劇場交換で興行を望まなかったのか、新宿東急とミラノ座でも言える事なんだけど、今にしてみれば、その因果関係が分かるんだけどね。
ま、色々と映画界もありますよね。「銀河鉄道999」のパート1の方は、今見ても絶品な内容ですね。短い時間、限られた時間の中で、各駅のエピソードがしっかり描かれているし、松本零士さんワールドがこれでもかと言う程織り込まれている。
パート2の方は少々無理があるよな・・・でも、これもビスタサイズとは言え、そんな映画界の因果関係がなく、ミラノ座のスクリーンで見れた事は本当に私の思い出のひとうになりました。
で、「タワーリングインフェルノ」これも私の事を知っている人は分かると思いますが、今作品をミラノ座の大スクリーンで見れる喜びは格別なもので、ここで少々座席の話をしてしまうと、今回のミラノ座のLAST SHOWでは、思い出の座席を含めて色々な席で堪能しようと心に決めていたのですが、しかし、いざLAST SHOWで映画を見ると、やはりお気に入りの席が見つかるとそこから離れられない状態になってしまいました。
考えてみれば、私自身、新宿ミラノ座で、指定席が有った場所から前で見た記憶がなく、必ず指定席の部分から後ろでみていた。
目が良いので、今でもなるべく後ろの席で見ている。(だから銀河鉄道の時、高校の友達を席を別に座りました。友達は前の方がいいみたいなので)
で、指定席だった場所で何度か見たんですが、やはり、指定席だった前の部分は、私的には前過ぎる、指定席の後ろがやはり私的にはベストかな・・・
で、「タワーリングインフェルノ」は座った事もないベンチ席で見たく、24日の当日は、上映2時間前から並び、1番最初に並びました(笑い)
我ながら、こんな情熱がまだまだ私にはあるのですね。これからも色々と頑張ろうと思いました(笑い)
で、「タワーリングインフェルノ」は希望通りベンチ席で見れたのですが、ベンチ席からスクリーンは見やすいのですが、あのベンチ席と普通の席だと、クッションに差があり、ベンチ席はクッション性が低く、「タワーリングインフェルノ」のような長い映画はお尻が痛くて仕方がなかったな(笑い)
でも、しっかり「タワーリングインフェルノ」を堪能した。劇場の中もほぼ満席状態だった。ちなみに30日も時間があれば「タワーリングインフェルノ」を見ていたいと思っていたのですが、30日は毎年高校の友人たちとプチ同窓会なので、一度見れたしと思いパスしました。
なんでも、30日の方は「タワーリングインフェルノ」は立ち見が居た程だったらしい。
また、支配人の上映前の挨拶で「タワーリングインフェルノ」は動員客数ミラノ座史上第二位で、第一位は「ET」とすると「ジョーズ」は第三位なんですね。
これには意外でしたが、もうひとつ感心する事は、「ジョーズ」はお正月映画で「タワーリングインフェルノ」は夏休み映画とすれば、公開の動員数で差が作るのは当たり前のような気がしますが、しかし「タワーリングインフェルノ」の方は1日上映回数が「ジョーズ」よりもひとつ少ないと考えても、幾ら夏休み映画としても、凄いお客が入った映画と言う事が伺えますね。
それを更に考えると「ET」は正月映画で「タワーリングインフェルノ」の記録を越えた事を考えると更にお化け映画だった事が分かります。

「新世紀エヴァンゲリオン」が終わるとファンの皆さんが、スクリーン前に殺到して
写真を撮っている。しかし、この光景が聖地だとは知りませんでした。

憧れの席で「タワーリングインフェルノ」を鑑賞したんですが、
いまひとつ、クッション性が足りないことでお尻が痛かったな(笑い)

憧れの席から見たスクリーン!