ベンジャミン・バトン 数奇な人生 |
2時間50分もある大作ですが・・・・
まず、この映画、観終わって「いったい何を言いたいのか?」と言いたいほど、ラブストーリーなのか?人生を無駄にしてはいけないよと言いたいのか?お昼のメロドラマを2時間以上見せられた感じ・・・・
主人公の成長が普通の人の逆という設定なんだが、この発想に溺れて、金のある映画会社がお金をふんだんに使って作った映画じゃないかな・・・
とにかく全編に山が無いから、単調にお話が進んでいくんだよね・・・
途中、第二次世界大戦の戦争部分があるのだが、その部分だけが大きな山かな・・・一本調子の映画で3時間だらだらとこの調子は辛いよな。
当時の雰囲気だとか、CGの技術は大変に素晴らしいし、役者さんも大変に素晴らしい演技・・・ブラッド・ピットも初めて関心しちゃったよ。
タイトルが「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」なんだが、ベンジャミン・バトンはなんだかんだで数奇なんだろうが、全編通して良い人生だよ、逆に言わせれば奥さんの方が数奇な人生だったんじゃない?
ま、人生は大切にして生きなければならないという風にとらないと3時間の意味が出てこないね。私は男性だからこんな意見ですが、女性ならまた違う意見になるかもね。