スティーブ・ジョブズ |
本作品ですが、スティーブ・ジョブズに興味のある人やアップル製品をこよなく愛する人であれば楽しめますが、そうでない人には、苦痛になるかもな・・・
「スティーブ・ジョブズ(2013年公開版)」が表の作品なら本作品は裏と言ってもいいかもしれません。「スティーブ・ジョブズ(2013年公開版)」全編通して彼の伝記映画であれば、本作品、その中の幾つかのエピソードをピックアップしてより詳しく描いている作品。
「スティーブ・ジョブズ(2013年公開版)」の方を見てから本作品を見れば、ある程度は楽しめますが、スティーブ・ジョブズの本などを読んでスティーブ・ジョブズを知らない人には楽しめないと思います。
また彼の人間離れした考え方や行動にげんなりする人もいるでしょう。
アップルコンピュータでスターとした私にとってある程度のスティーブ・ジョブズを知った人にとっては楽しめます。
しかし、エンターテイメント性は全くなく、本当にその時のエピソードをチョイスしてその舞台裏をより詳しく描いているだけの作品です。
私でさえ、「えっ、そうだったんだ」なんて思うシーンが沢山あるぐらいでした。
マイケル・ファスベンダーはさすがはアカデミー賞候補だけある迫力のある演技で大変に関心しましたが、強いって言って、スティーブ・ジョブズって猫背だったと思うので、2011年版のアシュトン・カッチャーの方が生前のスティーブ・ジョブズに近かったかな・・・
しかし、本を読んでも、映画を見ても、スティーブ・ジョブズを理解してついて行った人は本当に凄いなと思うね。
私にとっては、本当に意味のある映画でした。
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