ベルリンファイル

北朝鮮、韓国との間に起きているスパイ活動を描いた作品と言うか・・・
また、ドイツも絡んでくる映画・・・
映画としては、韓国映画ありがちな、コメディチックな場面もなく、全編に緊張感もあり、大変に良かったと思います。
しかし、よく考えてみると、内容は至ってシンプルと言うか、よくあるお話ですが、やはり、日本人からしてみると、これだけ、リアルティがあっても、朝鮮問題は、理解し難いかな・・・
映画が始まって、最初は、どちらが、北朝鮮で、どちらが南なのかも分らない・・・
しかし、要所要所のアクションはしっかりしているし、なかなか見応えはありました。
しいて言うと、クライマックスが長いかな・・・もう少しコンパクトにまとめ上げれれば、もっと良かったかもな・・・
この映画、悪役を演じたリュ・スンボムで良いのかな・・・彼の演技はなかなか良かったな・・・
悪役として、徹底的な演技力には、拍手を送りたいほど素晴らしかった。

リュ・スンワン監督もなかなか演出が上手い監督で、期待できる人物かな・・・
ラストも、私好みで大変によく、恋愛モノを、誤解の無いように内容にしっかり織り込んでいるセンスは大変にGOODだった。



7月13日公開

毎度の様に言いますが、日本映画も負けずに頑張ってね。