映画187「スローなブギにしてくれ」 |
とにかく映画バカと言える人じゃないかね。
また、俳優群も浅野温子のデビュー作じゃないけど、デビューと言って良いにゃないかな、古尾谷雅人にしても同じことが言えるぐらい彼達とって強烈な映画だったんじゃないか。
音楽を南佳孝が担当して自ら主題歌を唄っているんだけど、これが映画にマッチしていて良いんだよね。
今聞いても本当に良い曲で古さを感じさせないね。
こんな単純な青春映画を大ヒットさせ、強烈なインパクトを与えて、日本のB級映画の面白さを徹底的に表現できるのだから角川春樹さんって凄いよね。
お話の方はふとしたことからめぐり合った二人の男と一人の女の奇妙な生活を描いているんだけど、片岡義男の同名の小説を映画化したもの。
この映画、新宿昭和館で観ました。
浅野温子
古尾谷雅人
浅野裕子
監督
藤田敏八
★★★