テレビで放映される映画の吹替えに関して |
しかし、しばらくは、テレビで放映されている映画を見る事はなかったが、
「戦場にかける橋」が前編、後編で放映される事が決まって、テレビのコマーシャルが凄く
かっこよかったので、見る事にしたんだが、映画が始まって、外人の俳優が、みんな日本語を話すのにはびっくりした。
「え!」
洋画に慣れ始め、少し大人の気分でいたので、テレビで放映される映画が、日本語吹替えに
なっている事に大変にショックを受けた。
「ダーティハリー」の放映も決まり、楽しみにしていたんだが、始まって、イーストウッドが、サソリからの脅迫状を読んで、「畜生」と言うシーンで、なんと、イーストウッドの声を、ルパン三世の山田康雄さんの声だった事で、どん底に落とされた気分だった。
テレビの放映される映画なんて、もう二度と見るかと思ったが、
日本語でしゃべる洋画に不満を持ちつつも、見た事の無い映画を見えると言う事で、
毎日見ていた(ひげおやじの子供の事は、火曜日を除いて、毎日映画が夜9時から放映されていた)
しかし、慣れるという事は不思議なもので、私も40を過ぎてから、字幕を追って行く事に
疲れを感じ始め、DVD購入時も日本語吹替えがあると大変嬉しく思う。
また、当時、放映されていた日本語吹替えに慣れたので、はやり昔の声優のままで、
見たいという欲求さえ芽生え始めた。
ひげおやじが、小学校5年の頃に、映画評論家の淀川さんの本を読んだ事があるが、
日本語吹替えに関して、淀川さんも当時は不満を覚えたそうだが、国民(子供から年寄りまで見る)が気軽に見てもらえる処置として、日本語吹替えはしかたがない事を書いていて、納得しました。
実は、日本語吹替えじゃ駄目な洋画も存在するんだよね(笑い)
以前「黄金の7人」のBOXを買ったのだが、日本語吹替えがなく、凄く残念だった。この映画、東京12チャンネル時代の昼間や深夜映画には欠かせない定番映画で、ひがおやじにとってこの映画は、日本語見る方がほっとしてします。
先日は、BSで観た「アランドロンのテキサス」もそうだ。当時の日本語吹替えで見た方が数倍は楽しめると思う。
最近、テレビ放映の映画を録画しているのだが、深夜映画になると、字幕スーパーで放映される事が増えて来たが、民放、特にテレビ東京さんは、日本語吹替えで放映して欲しい。