映画76 「ビックウエンズデー」 |
彼らの夢は水曜日にやって来るという世界最大の波ビッグ・ウェンズデーに挑戦することだつた。
ボイント岬で最高のサーファーといわれるマットは、待ってもなかなかやってこないビッグ・ウェンズデーにいらいらし、酒に溺れることもしばしばで、ジャック、リロイの友情と、心優しい娘ペギーによって、何度も立ち直りのチャンスを与えられていた。
1960年代も半ば、彼らにもベトナム戦争のための懲兵令状がきた。グループの大半が懲兵を免れようとしている中で、優等生のジャックは懲兵検査を受け、ベトナムへと赴任していった。ジャックの歓送会は盛大に行なわれ、マットもリロイもペギーも、そして恋人のサリーも泣いた。
1960年代も終り、ジャックが帰って来た。
ベトナム戦争は暗く大きな傷を残しており、サリーはすでに結婚していた。
そして1970年代の半ば、彼らが待ちに待ったその日がやってきた。マットは特製のロング・ボードをかかえ浜辺におりた。
多くのサーファーたちがビッグ・ウェンズデーに挑戦する中、久しぶりに懐かしい青春の浜辺で顔を合わせたジャック、リロイ、マットの3人は無言のまま再会を喜び、サーフ・ボードに乗って波に向かった。
実は、大ヒットした映画だったんだけど、観に行く気がしなかった。
それは、当時イケイケの俳優ジャン・マイケル・ヴィンセントが出ていることも手伝ってか、実際にひがおやじにこの手の映画は・・・
青春映画でもくそがつくほど真面目な作りで・・・実はこの映画、ひげおやじの周りでは「いい」という人が多かった為にビデオや、WOWOWで放映された時に何度か見直したのだが・・・やはり肌に合わなかった。
しかし、最後のビックウエンズデーは、大きなスクリーンで観るべきだね。この映画渋谷東急で観ました。
ジャン・マイケル・ヴィンセント
ウィリアム・カット
ゲイリー・ビジー
監督
ジョン・ミリアス
★★★