追想 |
1976年に公開された「追想」を見てきました。
本作品なのですが、実は、1977年、私が小学校5年生だった頃、当時の早稲田松竹で2本立で上映され、時間が合ったので、劇場の前で、見ようかどうしょうか考えておりました。
同時に上映されていたのは、何の作品か忘れましたが、当時の「追想」のポスターやチラシが、本作品の内容を彷彿されるデザインではなく、「大人の恋愛映画で、何だか難しそうだな」と言うの当時の印象で、早稲田松竹の切符切の人に、「この映画面白い」と聞いたところ、「子供が見る映画じゃないよ」と言われたので、見ずに帰った思い出があります。
そして、わりと最近ですが、本作品が、恋愛映画ではなく、第二次世界大戦映画の復讐劇と分かり、見てみたいと思っていた矢先の今回の公開でした。
で、本作品ですが、確かに当時のポスターやチラシのデザインから本作品の内容を想像するのは出来ないかな・・・
当時としては良く出来ている作品だったろうが、今見ると、いまひとつな印象があるかな・・・
要所要所で、回想シーンがあるのだが、その回想シーンがくどいよな・・・
また、何とも都合のよく出来ているかな・・・・
これって実話なのか?
ま、戦争の悲劇を伝えた映画なのですが、なんか迫力にもかけるし、先にも言ったけど、主人公に都合が良く出来過ぎているし・・・
ま、退屈な映画と言う訳ではありませんが、今の時代の映画と比べてしまうと、何とも言い難いかな・・・
上映中
F・ノワレもD・ホフマンも散弾銃を使うのが印象的でした。追想では絵画(鏡だっけ?)の後ろから火炎放射器を使うシーンが当時衝撃的でした。
コメントありがとうございます。「わらの犬」と2本立って当時ありそうな組合せですね。
しかも、その2本立なら、かなり良心的ですね。当時、早稲田松竹で、何と2本立だったか忘れてしまいましたが、当時のポスターやチラシの印象と本作品の内容がなかなかリンク出来ないので、当時は恋愛映画だと思っていました。私も当時見たら、それなりに今よりもっとよく思えたかもしれませんね。
鏡です。しかし、あの鏡もちょっと好都合に出来ていますね。第二次世界大戦モノで火炎放射器がよく出来ていますが、やはりあれはちょっと衝撃ですね。