アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 |
(この後は、もしかするとネタバレがあるかもしれませんので、まだ見ていない方などは、気をつけてください)
本作品を見る前に、以前にもドローンを使ったこの手の作品を見ていたので、この手の攻撃のやり方があるのは知っていましたが、本作品は、そのドローンを使ったテロとの戦いに、「こんな事が有った場合、どうするのか」を想定して作られた作品のように私は感じています。
政治的な観点、軍事的な観点、道理的な観点、誰もが、非難なれたくもないし、罪のない人を巻き込みたくもない、それはボタンを押す方も、押させる方も同じである。
内容の方も大変に緊張感も出ていて、政治の本音や軍人などの本音、それを客観的に判断する方の本音なども交えてなかなか見応えよく作られています。
本作品の監督や出演を考えてももう少し拡大して公開するべきだったのではなかったでしょうか・・・・
ラストの守れなかった子供に対しても、何通りかの言い訳が出来、「彼女の死は何十人の犠牲を守った」とか「テロリストの脅威」何とでも綺麗事で済まされますが、やはり、武力衝突とは、無意味なモノだと言う事が実感出来ます。
もうひとつ、攻撃するのも、こう言った法律がある事からなんだと言う事もひとつ教わったかな・・・
上映中
英国もそうだけれど、米国の軍隊が外国人(この場合はアフリカ)の少女一人の命をこれ程まで考慮するのかと、ちょっと疑わしく思ってしまいました。映画だから良い人ぶっているのかな?
湾岸戦争とうでも、都市部にじゃんじゃん空爆しているニュース映像も流れていたし・・・。
実は、前にやったドローンの映画の時点で、本当にこんな事をが出来るのかなと思って見ていたんですが、虫型のカメラはあれば凄いですね。私もあれには驚きました。
007の世界じゃないですか、ま、ウルトラセブンに有った、モニター付き腕時計型トランシーバーも今では現実的だし、本当に怖い世の中ですね。ある意味、実戦的な戦争なんてしなくても、核戦争しなくても、不意打ちで何もかも壊せる話ですね。