恐怖のエアポート |
その中、「恐怖のエアポート」と言うタイトルの映画(劇場未公開)で、どうもアメリカのTV映画らしいのだが、これが意外に面白く、今でも大変に印象よく私の記憶に残っている。
実は、この頃エアーポートシリーズとして、「大空港」「エアーポート75」「エアーポート77」「エアーポート80」とコンスタントに、旅客機モノの大パニック映画が公開されていたのだが、この映画、「エアーポート」と付いているが、この「エアーポート」シリーズとは何も関係がないのだが、間違えなく、この「エアーポート」シリーズの便乗的映画のはずが、実の所、「エアーポート」シリーズの度の作品にも負けない面白さを持っている。
しかも、この映画、後にパロディ映画となる「フライングハイ」などに、堂々パロディとして登場するから凄い。
で、この「恐怖のエアポート」は、どうもこの時点で、リメイクと言う話を聞いたことがある。
また更にこの「恐怖のエアポート」放映時のひげおやじは、小学校4年生位で、「地底王国」をロードショーで見ていた事から、主演のダグ・マクルーアが出ていたので、余計に当時は画面にぐいぐい引き込まれた。
お話を簡単に話すと、フライト中の旅客機で出された機内食が原因で、お客、機長、副機長までもが、食中毒で倒れてしまい、食中毒の原因とならなかった方を食べた人だけが、正常にいられ、その正常のお客の中で、戦時中、ヘリコプターを飛ばしていた人がいて、機長、副機長倒れた後の旅客機の操縦を管制塔の無線のやり取りで、着陸させると言うお話なんだけど、これが凄い緊張感で出来ているので、子供心に、わくわくして見た記憶がある。
とにかく、当時の事を知っている人なら分るが、凄い低予算で、何時も地味な12チャンネルなんだけど「やるな」と思わせることをたまに起すから怖い局で、この手の映画なら「黄金の7人」のシリーズもこの12チャンネルの吹替え映画で馴染んでいる人も多いはず。
しかも、今回の「恐怖のエアポート」テレビ映画なので、ソフトも出ていない、まさに見ていた人は、今なら、大変にレアな作品。
この「恐怖のエアポート」は、とうにかく、12チャンネルで繰り返し繰り返し放送されていて、私もテレビで少なくても3回は見たんじゃないかな。
東京12チャンネルは、この手の本当に面白いB級な作品(タイトルが分らないの多数あります)を昔は沢山やっていた。
もう一度死ぬ前に「恐怖のエアポート」を見てみたくてしようがないひげおやじでした。
★の数は、★★★★