昔僕の街にも名画座があった「中野武蔵野館」 |
「中野オデョン座」「中野名画座」「中野ひかり座」「中野東映」「中野武蔵野館」
「中野東映」は僕が小学校三年の時になくなったここはやはり東急系の映画館だったので
東映まんがまつりなんかをよく観た。そして「中野オデョン座」はロードショー公開後三ヵ月後に2本立て上映する映画館で、「中野ひかり座」はポルノ専門館だった。今でも「中野ひかり座
は映画こそやっていないが今でも外見は残っている。最近はたまに演劇で使用されているみたい。「中野武蔵野館」はキャパ200人の2本立て映画館で小学生が350円、学生400円、大人500円の映画館、新宿武蔵野館とかとチェーン店みたいだった。この映画館はすごく楽しかったのは、いつかやる予定の映画のポスターが壁一面に張ってあり、それを毎週観に行くのが楽しかった。しかし、ポスターは貼ってあるものの予定日がないので、今度これがやるんだなと思ってもいつの間にかポスターが無くなって映画もやらないなんて事が結構あった。またこの映画館、となりがえびを焼くお見せがあり、そのえびの焼いた臭いが充満していた。
この映画館の働いている人と仲が良かったために、映画が終わると「ポスター」「写真」を良くもらった。この映画館の一番の不満点は、映画の音が小さかったこと、映画技士があまり上手くなかった。フィルムとフィルムのつなぎ目によく飛んだカットを見せられていた。
しかし、ここではよく映画を観た。「男はつらいよ」もここで初めて見て感動した。
僕が通っていたころからおんぼろだった。
何時の日か閉館した。凄く寂しかった。
中野武蔵野館友の会に入って判子バンバン押してもらって招待券を沢山もらって
新宿武蔵野館で使っていた(笑い)