太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- |
以前、イーストウッドの「硫黄島からの手紙」で、栗林氏にスポット当て、広くその存在を知らされたように、サイパンでの死闘の中で、大場氏という人物をこの映画を通して知る事が出来た。
簡単にいうのなら、この大場氏は、サイパンを侵攻してきた際、アメリカ軍を翻弄して、アメリカ軍から「フォックス」と呼ばれ、大変に恐れられていた一在。
しかし、内容の中で、その「フォックス」と呼ばれたエピソードの表現がいまいち弱いかな・・・・
戦争を知らない世代としては、大変に素晴らしい内容だと思うのだが・・・・エピソードの描き方が弱いので、お話の醍醐味にいまいち伝わらないというか、内容自体を平凡にさせていまうかな。
主人公の竹野内豊さんは、当時の兵隊さんを思い描いて演じているのかな・・・・だからあんな演技なのかな・・・全編に渡って、「演技が下手」に感じてしまうのは俺だけかな・・・・
しかし、全編、硬派に続く内容は、とても良かったな。
エピソードの部分が弱かったので、全編通して映画としては、並な映画かな。
2時間10分、長くも短くもなかったな。
しいて言うのなら、あともう少しだったので、大変に惜しいと思う作品だったかな。
2月11日公開
テレビ『人間の証明』で主役の彼を見て、(下手だな)と思いました。先日、娘が見ていたテレビ『流れ星』で主役の彼を見て、(相変わらず下手だな)と再認識しました。
でも、人気あるんですよな竹野内豊。ルックスが良いからですね。
今月はこの映画と、韓国映画『戦火の中へ』と、感動するであろう2作品と、午前10時で公開される『ナバロンの要塞』の、戦争映画3作品は必ず観ようと思っています。
そう言えば以前『男たちの大和』を観ていた時に、隣にいた老婦人がいよいよ大和が沈む時に、泣きながら手を合わせていました。近い人が御乗船していたのかなと思ったら、貰い泣きしてしまいました。
たとえ娯楽作品としても、実話の映画化は関係していた人にしたら、重いものなのでしょうね。
やはり、竹野内豊さんって下手な役者さんなんですね。
私はてっきり、日本兵等によくある、棒読みのようなしゃべりを演技としておこなっているのかと思っていました(笑い)
実は、私の母は戦争体験者で、「硫黄島からの手紙」を一度映画館で見せた所、「こんなもんじゃないんだよ」と、言ってた事があります。
体験者には、それぞれ重い思いがあるのでしょうね。
しかし、知らない世代にとって、この手の実話で、実在の人物のお話は、とても良いかと思います。
しかし、色々「へーそうだんだ」なんて思うこともこの作品にはありますよ。
午前10時は今後良いですね。
私は「ダーティハリー」「ロンゲストヤード」「汚がれなき悪戯」「がんばれ!ベアーズ」を見てこようと思っています。
しかし、時間もあまり無いですが、この手を昔に戻って2本立で見てみたいのも私の感覚にあります(笑い)