ビデオフリーク |
ひげおやじの周りに映画の好きな人がいるんだけど、同世代であってもその人たちは、ビデオフリークと呼ばれる映画ファン
なんですね。
勿論、現在は映画館に通ってはいるけど、古い映画はビデオで観ているという人たち・・・・
ひげおやじの子供の頃は、はやり周りに映画好きな子供はいなくてね。
他の学校で、本当に何人かと知り合ってお互いの感性を共有した覚えがあるね。
そんな彼達は今では付き合いがないんだけど、今でも映画好きでいてくれたら嬉しいね。
で、実は、もう20年も前の話なんだけど、レンタルビデオが普及してきて、誰でも気軽に家庭で映画を観れる時代が来たんだけど
、それに伴い名画座はつぶれていってね。
そんで、その頃のお話なんですが、当時映画好きのビデオフリークと知り合い、映画の話をよくしていたんだけど、
結構昔の作品をこれでもかって位に簡単に批評されてね。
ひげおやじが何を言いたいかというと、「007」シリーズもそうだけど、ひげおやじの頃は簡単に映画が観れなかったんだよ。
例えば「ベンハー」「アラビアのロレンス」「ローマの休日」「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」「アメリカン・ニューシネマ」
今では簡単に名作が家庭で見れる時代だけど、ひげおやじの時は、この手の名作を見る為に、並々ならぬ努力がいたんだよね。
まずは、少ない情報から情報を取り出し、直接劇場をチェックしたり、電話で聞いたり、「ダーティハリー」を見るのに
行った事もない銀座まで行ったんだよね。
だから、ビデオフリークの人に簡単に「ダーティハリー2は、駄作」なんて言われると・・・・
当時に苦労して映画を観ていたし、今の時代のように、「一時停止」も何回に分けて見る事も出来なかったしね。
なんか、大事に映画を観ていたような気がする。