映画250「転校生」 |
大林監督の一番の作品かもね、とにかく、大林監督の独自の映画の撮り方に当時は結構感銘していてね。
日本をもっとも日本らしく撮れる人だよね、一度この監督さんに関して映画好きの奴と議論したけど、大林監督は、日本の田舎をカントリーに撮り上げているんだけど、結局日本映画のもっとも暗い部分を浮き彫りにしているみたいな事を言われたな・・・・
でも俺的には凄く良いと思うんだけどね、その後に出てくる伊丹監督もそうだけど、自分が見たい映画、自分が面白いとおもう素材を上手く引き出して映画を作っている、作れる人って感じがするね。
また、配役人も凄くって小林聡美の当時の女優魂には度肝を抜かれるね、当時彼女にとって思春期だったと思うがあの体をはった演技には本当に頭が下がります。尾美としのりさんの演技も本当に良いよね。
この映画、「オン・ザ・ロード」と同時で、新宿ジョイシネマで観たんだけど、本当に凄い2本立てを見たんだと思うね。
尾美としのり
小林聡美
佐藤允
監督
大林宣彦
★★★★
『転校生』いい映画ですよね。友達に付き合って観に行ったのですが、とてもはまり、後日そいつと又一緒に行ったものでした。
そいつはその後、大林作品の虜になり、将来は尾道に住むと宣言して、今は浦和にいます。
小林聡美が映画の中で、段々ときれいになっていくのに感心し、あの海のシーンにはドキッとしたものでした。
海のシーンですね、私も当時高校生になったばかりだったので、同じような歳頃だったので、びっくりというかドキッとしましまたね。
その後数年経ってからCMでも女性を捨てる体当たりのCMにもびっくりでした(笑い)
彼女は本当に良い女優さんというか凄い女優さんですね。
私はこの映画、公開の時の「オン・ザ・ロード」と2本立で観たので、今でも邦画でこれほどレベルの高い2本ので映画を観た衝撃は忘れられません。
「オン・ザ・ロード」に関しては、当時の評価が良かった割には、現在あまり語られないし、制作したジョイパックもなかなか評価されなかったし、その後制作も続かなかったのも残念でしたね。